高齢になると、腰痛はありふれた悩みの一つになります。しかし、腰痛が重症化したり、膝や股関節の問題が重なると、クリニックへの通院自体が難しくなるケースも少なくありません。そのような方に、訪問診療という選択肢があります。本コラムでは、訪問診療を活用した腰痛治療の実態について解説します。
高齢者の腰痛の原因
高齢者の腰痛には、主に以下の原因が挙げられます。
- 脊柱管狭窄症:加齢による脊椎の変化で神経が圧迫され、歩行時の痛みやしびれが生じます。
- 変形性腰椎症:椎間板の老化・骨の変形によって慢性的な腰痛が起こります。
- 骨粗鬆症による圧迫骨折:骨密度の低下により、ちょっとした動作で椎体が潰れてしまう骨折です。
- 筋力低下:体幹・腰周りの筋力が落ちることで姿勢が崩れ、腰への負担が増します。
訪問診療でできる腰痛治療
「腰が痛くてクリニックまで行けない」という方こそ、訪問診療の対象です。医師がご自宅に伺い、以下のような診察・治療が可能です。
- 問診・触診による腰痛の原因評価
- 鎮痛剤・湿布・筋弛緩薬などの処方
- 必要に応じた携帯型超音波装置による画像評価
- 骨粗鬆症の検査・治療薬の管理
- コルセットなどの補助具の提案
在宅リハビリとの連携
訪問診療は単独ではなく、訪問リハビリテーション・訪問看護と連携して機能します。理学療法士が自宅を訪問し、患者さまの状態や住環境に合わせたリハビリプログラムを提供します。
「痛みを薬でコントロールしながら、少しずつ動けるようになる」という目標を、医師・看護師・理学療法士のチームで支えます。
さくらクリニックへのご相談
さくらクリニックでは、新宿区・渋谷区・中野区・杉並区エリアで訪問診療を提供しています。腰痛で通院が困難な方、在宅療養を検討している方は、お気軽にお電話またはフォームからご相談ください。